物理の解き方と心得

 

このページでは、高校物理を勉強するにあたって知っておくべきことを記しておきます。これは「絶対に守れ!!」とかそういうことではなく、知っておくと問題への挑み方が少し変わるかもしれない••• そんな感じの、ただ私が思うオススメのやり方です。もしかしたら増えていくかも?

 

 

その1 一度にいっぱい手をつけるべからず

これは学習方針と問題を解くときの両方に言えることですね。

まず、勉強をするときはひとつのカテゴリを集中的に勉強することをお勧めします。

 

テスト前や受験期になると、多くの科目があり、その中から物理の複数のカテゴリに手をつけなければならない時が来るでしょう。

そうなった時、いろいろな科目を少しづつ順番にやってぐるぐる何度も回ることはオススメしません。

物理という科目は少しづつやってもあまり変わらない感じが私はします。

学校で毎日のようにコツコツ習う場合は別ですが、自分で復習するときは頭と腕が慣れるように「物理をやる!!」と決めたら2~3時間ずっと物理をやったほうがパターンや公式など身につくものが多いです。

 

また「物理をやる!!」と決めた後でも、「平面運動やって、波やって、原子やって…」と複数のカテゴリにまたがることは避けたほうが良いと思います。

主な理由は上と同じですが、単純に頭がこんがらがって公式が混ざったりしますよね(^^”)

ちょうどいいカテゴリ分けをこちらに載せておくので良かったら見ておいてください。

 

 

その2 1問目だからといって侮るべからず

物理の問題というと、多くの場合が大問1つに対して5問前後ほどの小問が存在しています。

しかも1問目は大概簡単だったりするのです。しかし!そこで手を抜いてはいけません

なぜなら、小問1の答えを使って小問2を答えるような問題が高校物理ではとても多いからです。

つまり1問目や2問目が次の問題のサポートになっているわけです。

なのに手を抜いて間違ってしまうと、最悪の場合、その後の全問題を間違ってしまうことになります。

私が高校1年生で物理の点数が低かったことの大部分は、1問目から間違っているでしたから、今では良い教訓になっています。

 

 

その3 同じ問題だからといって飛ばすべからず

問題演習なんかをしていると、「なんかこの問題見たことあるぞ?飛ばしちゃお」こんな感覚を感じることが何度もあると思います。

しかし、それを私はあまりオススメしません。なぜなら見たことがある程度で、物理の問題はできるようになったりしないからです。結局手を動かさないと何も学べないのです。

これは数学にも言えることですが、多くの問題を経て、多くの計算をすることも重要です。なぜかというと、この手の問題は計算結果や過程が大体似たりよったりになるからです。

つまり計算をこなすことで回答のパターンを知っておくことができます。

例えば回答が「v=4.9m/s」となったら「重力加速度の倍数は計算結果としてあり得るな•••」とか、「v=9.6534234m/s」とか変な数が出てきたら「計算ミスったかな(^^”)」とか見当をつけることができます

数をこなすことで、ケアレスミスと呼ばれるもののほとんどもなんとかなると思います。

 

 

その4 現実と数学を行き来すべし

物理では、現実として起こりうる現象についての問題を扱います。

なので、常識や経験が少し試される部分があります。

 

例えば、「斜方投射をする際に、最も遠くにボールを飛ばすためには仰角を何度にして投射すべきでしょう?」という計算問題が出たとします。

でも計算しなくとも、常識的に考えれば45°だとわかります。

少なくとも、90°や0°がありえないことは誰でもわかります。

だって90°だったら真上に飛ぶだけで、前に進んでませんから…

もし三角関数の計算を間違って90°と出たら「おかしいぞ?」とすぐにわかるというわけです。

 

しかし、逆もまたあるのです。

例えば平面運動の計算結果で x = -2.4 という答えが出てくるときです。

「答えが負の値になってる!距離が負になることはないから計算間違ったか?」こう決めつけるのは早とちりです。

常識的に現実を考えるなら、確かにおかしいです。

でも、物理の問題は事前に正の方向を決めてから問題を解きます

なので、スタート地点から逆向きに進めば距離が負の値になることはありえます。

ここは、しっかり数学の考え方に従うべきなのです。

 

つまり、私の言いたいことは「問題や状況によって、自分の経験数学の計算を使い分けられる人は、問題を解く上で多くのヒントを得られるということなのです!!」

 

 

その5 公式忘れるべからず

これはみなさんも重々承知だと思いますが、基本的に公式を忘れてしまったら太刀打ちできなくなります。

万全を期してテストに挑んでください。

理系の人に関しては、公式の導出つまり公式を自分で作れると良いですね。

特に数IIIを学ぶような学生さんはすべきだと思います。

ただ、微分・積分や微分方程式など少し難しいかもしれないので覚えるところは、割り切って覚えましょう。

こちらに必要最低限の公式は載せておくので良かったら見てください。